【残置物/ざんちぶつ】家具やエアコン置いてっていいですか?

家が売れたらさっそく引き継ぎの準備にとりかかりますが、これってどうしよう?と悩むものがこれら。

・エアコン
・物干し台
・備え付けの家具
・元々あった家具

他にも色々ありますが、退去時に置いていくか処分するか決めかねてしまいますよね。これらを残置物(ざんちぶつ)といいます。

ほとんどの場合、売買契約を結ぶ時に不動産会社さんが間に入って取り決めてくれるのですがモノによっては置いていくことで迷惑になるものも。

わたし達も残置物がいくつかあったんですが、どんなルールを決めておくのがベストかを紹介したいと思います。

残置物の決め方

まず売主側が置いていきたいと思っている家具や家電などを不動産会社の担当の人にあらかじめ伝えておきます。

わたし達の場合は、各部屋のエアコンと照明器具・カーテン・食器棚でした。これらを置いていこうと決めた理由は以下のとおりです。

エアコン:取り外しにもお金がかかり、住み替えの家にはすでにエアコンがついていたため。

照明器具:ダウンライトなど売却した家の雰囲気に合わせ取り付け、住み替えの家には必要なかったから。

カーテン:一般的な窓に比べてかなり大きく、特注のカーテンを使用していた。買主さんが新しいカーテンを発注するまでに必要だと思ったから。

食器棚:元々備え付けの大型食器棚で使い勝手も良く、サイズもちょうどだった。まだまだ綺麗で内覧時に買主さんも是非欲しいとの希望。

こちらの思いを買主さん側に伝えてもらい、了承済みならそのまま置いていきます。そしてその内容を買主さん側が【購入申し込み】をされる時に、残置物の欄に記入してもらいます。

買主さん側の意向を聞いてみる

もし他に残置物を希望されている場合は、それらも追加で記入されていきます。

こちら側は処分しようと思っている棚や他の家具類なども、買主さんしたら「置いててほしい」というものもあります。

なので、処分しようと思っているものも伝えておくことで処分費用や手間がなくなることもあります。ここの細かいやりとりは、不動産業者さんを通しておこなわれます。

残置物の撤去費用は?

もし買主さん側が残置物はすべていらない、と主張されたら売主側が物件を手渡すまえにすべて撤去しておく必要があります。

自分で取り外して処分できるものは問題ないですが、大型家具の解体作業や不燃ごみなどの処理がとにかく大変です。

その場合『残置物撤去業者』に依頼することもありますが、費用は1m×1m×1mの1立方メートルで計算され、単価3,000円~5,000円が相場になります。

特に一軒家の場合は、庭に置いてある物置や柵・石などがあり撤去費用に10万以上かかることもあるようです。

残置物撤去が1番安くなる方法

一般的な粗大ごみにだす場合は、項目が決まっているものと3辺の長さを計ってだすものとがあります。

でも解体しなければ運べないものなどは、いちいち細かく計ることはできませんよね。その場合、キロ単位でゴミを出す方法があります。

それは・・・

粗大ごみの持ち込み!!

それぞれ各地で管轄の粗大ごみの持ち込み場所が決められていて、大阪市だと10キロ90円という破格の値段で受け取ってくれます。

※大きさによっては粉砕してもらわなければなりません。

ただし家電や危険物などは持ち込むことはできません。ハイエースや軽トラなどシェアカーを利用して持っていくのがベストです。

残置物どうしよう?のまとめ

わたし達が置いていったエアコンは購入したばかりで買主さん側からも喜ばれました。あと、処分しようとしていた棚も置いて行ってほしいと希望されたのでこちら側もめちゃくちゃ助かりました。

不動産会社さんに間に入ってもらって、細かい部分までちゃんと取り決めができると余分な手間やお金もかからないので、これをめんどくさがらない担当者さんだといいです。

あと希望された残置物は退去時にできるだけ、綺麗にしておくのがマナーかなと思います。

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