専任媒介で売却依頼をスタートさせたわたし達。チラシやネットに掲載する用の写真を50枚くらい不動産会社の担当者に送りました。
ここで１つ注意点。
契約を結んでからどのくらいで物件の広告が掲載されるのか。
色々な不動産会社に査定をしてもらった時「何日くらいでうちの物件が掲載され始めますか？」とたずねてみると大抵が約２週間くらい、という返答でした。
なので当然そのつもりでワクワクしながら待っていたんだけど、なかなか掲載される様子がない。
『 その後どうなってますか～？ 』などメールで催促して約１カ月後にようやくSUUMOに掲載。
今回思ったのが、大手に比べて個人店だとやっぱり人手が足りないからか動きがややスロー。この１カ月間はすごく焦りました。
でもちょっと待って？
レインズの話はいっこうに出てこないけど・・・。
本当は契約してから7日以内に掲載義務があるはずなんだけどな・・・。
まあ、いっか。
今回依頼した不動産会社の方の人柄なども含めて、わたし達はあえて「両手狙い」してもらってもいいかなと考えていた。
まあ、この時はすぐに売れるだろうと思っていたので割と寛容なわたし達だった。
そしてSUUMOに登録して2日後、すぐに２件の内覧の申し込みがあった！
まずは１件目。
60代の母親と30代の娘さんの女性２人組だった。内覧の時間が16時の夕方ということだったので、日当たりが推しポイントなのにそれが思う存分体感してもらえないかもと、ちょっと不安。
しかしその不安が吹き飛ぶくらい、特に母親の方の熱の入れぶりが凄かった。
わたし達の物件はとにかく立地が良くて「ここの物件をずっと空くのを待っていた」という人もちらほらいる。
このお母さんもその一人で、ずっと待っていたんだけど半年くらい前に待ちきれず近所の物件を購入したそうだ。
とにかくべた褒めで、すぐにでも購入しそうな勢い。
だが、問題は娘さんの方で旦那さんの許可がおりるかどうかという事らしい。
20分くらいの内覧が済んだ後、不動産会社の担当者さんとの反省会が始まった。
「 あのお母さんがまだ物件を購入してなかったら、絶対買ってましたよね。」
ほんとそう。ただ、娘さん夫婦の決定権はどうやら旦那さんが持ってるらしく望みは50%くらいだった。
初めての内覧は雰囲気が良い中でおこなわれて、思ってたよりかは楽な気持ちですませることができたなという感じだった。
２日後、２件目の内覧者が訪問。
なんと近所に住んでいる30代の男性が１人。
奥さんと小さな子供が２人いるらしいが、各部屋の写真を撮ってあとで見せると言う。すごく物腰が柔らかく穏やかな人。
現在近くの賃貸に住んでいるらしいが、手狭で広いところを探しているという。物件にも良い印象を持ったようで、ここで暮らしたときの想像なんかの話もしている。
お、これはもしや？！
先日の女性２人組よりも、話が具体的だ！
結果・・・・
不動産会社の担当者「あれは全然ダメでした」と予想外の一言。
え？なんで？
担当者の人いわく、家をでて帰り際に「もっと安くなったら教えてください」と言われたようで、すごく買いそうなそぶりで話してたとしても買わないタイプなんだそう。
そうかー。騙されたな。さすがプロ。
がっかりしていたのもつかの間。
なんと同日の数時間後に２組の内覧希望者が現れた。
いや、もう決まるんじゃないか？！
次々と内覧申し込みが入り、次の住まいもさがしていなかったわたし達はやや焦りだした。
驚いたことにその２組とは、同じマンションに住んでいる人達だった。
実はわたし達のマンションは、部屋の場所によっては日当たりが凄く悪いのだ。数年前に隣にマンションが建ち、太陽の光を遮るどころか部屋の中が丸見えでベランダのカーテンを開けることさえできなくなった。
幸運にも角部屋だったわたし達は、その不幸に合うこともなく遮光やプライバシーの侵害にまったく問題はなかった。
同マンションに住む人達の内覧理由は、ここを離れたくないけどこれらの問題を解決するためにマンション内での住み替えを考えてのことらしい。
「 うわー、角部屋広いわ～。」
「 日当たり全然違うー！」
この２組は仲良しさんらしく、２人で各部屋を見回った。
まあ、確かに住み慣れた場所で住み替えしたいのはわかるけど問題は日当たり悪い場所が売れるのか？ということだった。
なのでわたし達はこの２組にはあまり期待はしない方がいいかも、と思っていたんだけど案の定話しは流れたのだった。
SUUMOに掲載してから１週間で４組の内覧があり、これはなかなかの好スタートだと思ったわたし達はいよいよ自分達の次のすまいを探し始めることにした。
SUUMOの新着効果はとにかく凄いなと実感した１週間だった。
初めてのマンション売却！わからない事だらけでしたが、色々とリサーチしたり勉強したり売却成功までの道のりをブログで書いています。これから家を売ろうとする人の参考になれば幸いです！
コメント