マンションを売ることを決意したわたしと夫氏は、いつもの夜ウォーキングへと出かけた。
今までは他のマンションなんて目に入らなかったけど、売ると決めたら自分のマンションとの比較や立地などが気になってくる。
ここで私の売却マンションの詳細を紹介しておこう
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夜10時、少しさみしげな商店街の一角にポツンと明かりがついている、まるでカフェのような不動産を発見!中にはナイスミドルなおじさんが、1人ポツンとPCと向き合っていた。
店外のガラスに貼られた広告を眺めていると、そのおじさんが私達に気づき中へ入るよう声をかけてきた。
すでに店は閉店しているにもかかわらず、おじさんは熱心にわたし達の売却マンションについて色々とアドバイスをしてくれた。
売却を決めたときからマンション相場サイトで調べていた価格を伝えると、そのおじさんは「えー?!今そんなにあがってんの?!ホントー??」とかなり驚いた様子。
わたしが相場サイトで確認した価格は5000万円。しかしおじさんは800万円も少ない4200万円が妥当という見解。
面と向かって初めて机上査定してもらった価格は予想よりもずいぶん安かった。
「とりあえず、不動産に依頼するなら一般媒介(いっぱんばいかい)にしときや。」とおじさん。
これは凄く意外な言葉だった。普通なら不動産業者は「専任媒介」か「専属専任媒介」を依頼してくる。
「いろいろ不動産を競わせた方がええわ。」
一般媒介とは特定の不動産と契約せずに、購買するお客さんを連れて来た所と契約するというルールで、つまり我が社が真っ先に成約させるぞ、という競争心をあおるやり方。
え、なになに。
この方、不動産業者側じゃなくこっち側(売主)に寄り添ってくれてる?めちゃくちゃ良い人じゃーん!
そんな思いを抱きながら、ちょっと前にインプットした情報を元に「宅建業免許番号」をチラ見した。
この時のわたしは、この宅建業免許番号の数字が大きい=すごく良い不動産。という固定概念にしばられていた。
いかにもベテランそうなのに更新が「1」だったことに驚き、「この業界はどのくらいですか?」と質問した。
するとおじさんは「以前は大手の不動産会社で支店長やっていたけど、独立してのんびりやることにした」と教えてもらい、そういうことかと納得。
「いつでも査定しますよ」と温かい言葉をもらって、そのお店をあとにした。
あのおじさんにもし依頼するとしたら、本気でバリバリ売ってくれるかなぁ。そろそろ引退したい、なんて話もしてたからのんびりしそうだなぁ。
そんな事を夫氏と話しながら、まだまだ色々な不動産をまわらないとと決意したのでした。
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初めてのマンション売却!わからない事だらけでしたが、色々とリサーチしたり勉強したり売却成功までの道のりをブログで書いています。これから家を売ろうとする人の参考になれば幸いです!
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